更年期の生理不順で、態に悩む女性は多いものです。
ホルモン分泌が減ると子宮内膜が十分に厚くならず、はがれ落ちないまま子宮内に数か月たまることに。
それがある日、どっとはがれ落ちることで、突然の大量出血が起こるのです。
いつ来るかわからない不正出血に備えるにはどうしたらいいのでしょう。
通常、生理が不安定なときには、周期を整える作用のあるエストロゲンとプロゲステロンの合剤、低用量ピルが向いていますが、40代以降の女性に使うには副作用が心配です。
低用量ピルには血栓症を起こす副作用があり、年齢が上がるほどそのリスクが高くなるため、更年期の人に用いる場合は慎重な配慮が必要になるからです。
その代わりに有効なのが、「ホルムズドローム療法」という方法です。
これは生理周期の後半から女性ホルモン薬のプロゲステロンだけを10~14日間のむ方法。
服用後、1週間くらいの間に月経が来るので、予定を立てやすく、深刻な副作用もありません。
更年期の生理不順で困っている人は医師に相談してみては。