hotflash

「今、暑いの? 寒いの?」と自分でわからず、周りの人に聞いてしまうことはないですか?
みんな寒かっているのに、自分だけあつかったり、冬でも暑くて上着を脱いでしよって恥すかしい思いをしたことは? 

夜、暑くて布団をはいでしまい、じきに寒くなる、そのくり返しで熟睡できない。また、お化粧が落ちて、髪がぐっしより濡れるくらい、汗をかいてしまうという人もいます。

首の回りにタオルを巻かないといられないほどで、汗をかいたあとは逆に冷えてしまいがちです。

それほど目立つ症状でなくても、プレ更年期になると、首から上に汗をかきやすくなります。

若いときと違う汗のかき方で、頭の中や口の周り、へんなところから汗が出ます。

汗をかいたあとは、寒くなってゾクゾクして体温調節が今までと違うと感じます。早い人は30代後半から起こります。

これが更年期の症状で最も多いと言われるホットフラッシュです。


ホットフラッシュの原因が女性ホルモンの乱れで自律神経が影響されて

ホットフラッシュはカラダの働きをコントロールする自律神経の乱れで起こる症状です。


自律神経の乱れは卵巣機能が低下し、エストロゲンが減少したことで起こります。自律神経は体温調節を行うため、その乱れがホットフラッシュとなってあらわれます。


血管は、自律神経が深く関係し、拡張したり、収縮したりして体調を整えています。


そのため、女性ホルモンが狂ったときには、ます体温調節に狂いが出てきます。その自律神経が乱れることでコントロールが効かなくなり、急にカラダが熱くなり”ほてる”という症状が起こるのです。



自律神経訓練法や運動でホットフラッシュのセルフケア
自律神経訓練法を行って、自律神経系を鍛えると、体温調節が安足しほてりや発汗が落ち着きます。静かな場所でゆっくりできる時間をつくり、床にあぐら座ですわるか、あお向けで寝ます。

目を閉じて、ゆっくり呼吸をしながら、頭のてっぺんから、手先、足先まで酸素がゆっくり巡っているのをイメージします。ポイントはリラックスです。

体の力を抜いてリラックスできれば、体内を酸素が巡ることで自律神経を安定させることに役立ちます。

それから、運動も大事。運動を日常的にしていると、体温を一足に保つたまま、汗をかくことができるようになります。ウォーキングは気楽にできておすすめです。

運動によって若さを保ち、体の機能を円滑に動かすことができます。また半身浴はじっくり汗をかくので、これも自律神経を整える働きをします。